映画☆博士の愛した数式

うーん…こーゆー解釈、抽出の仕方嫌いだなぁ。何で初っ端に“数式”に意味付けをしてしまうかね。博士と√の関係が “父性≒息子跡を継ぐ” …みたいな安っぽい父子ドラマに摩り替えられちゃってるんだよなぁ。まぁ、映画単体としての全体のトーンと完成度はいいのだろうけど(この場合では寺尾聡はイイ)。やっぱ原作読んで映画化観るもんじゃないよなぁ…西の魔女が死んだだって“ハテナ?”だったもんなぁ…世界の中心で愛を叫ぶに至っては、原作読んでなくてもナンダ?って思ったもんなぁ(話がズレて来た)。
博士と私、√の関係は万有引力みたいなもんで、その調和は個々の人生と世代を包括した宇宙愛なんだ。そこに未亡人との引力が発生した時点で現世の世俗的関係性を描き出した作品なのに…父性愛に終始するとはまったく(*´ο`*)=3
吉岡秀隆の成長した√のハマり役、原作とはかけ離れた寺尾聡の博士役が無かったら…この脚本はgaboには観られない。


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